こんにちは。うつ専門メンタルケアコーチの鳥越です。
今日は近日亡くなった三浦春馬さんにご冥福をお祈り申し上げます。そして、彼の死について考え深いものを感じました。
彼は繊細且つ他人の意見や周りの目を常に気にするタイプであったようです。また、多くの関係者からは「完璧主義(ストイック)」「役柄にのめり込むタイプ」など真面目であることが挙げられています。
他にも周囲への気遣いも敏感でなじめないでいる人がいないかなど細やかな部分にまで目を届けていたという。心の休まる場がなかったのではないだろうか。
今日はなぜこのことについて書いているかというと、改めて心の病は怖いと思ったからです。
厚労省の統計では2019年は約2万人、30代以下の若い世代はおよそ5200人が自殺と。
三浦春馬さんは、確かに素晴らしい俳優ではありますが、それ以前に一人の人間です。追い込み頑張ることの出来るタイプなら多くの事を実は抱えてしまっていたのではないでしょうか。
コロナうつという声もあがっている記事もありました。突然のコロナの広まり、外出自粛制限、多くの人が苦しんだと思います。
私も人と会い話をする機会が減ると内気になります。うつが治りストレス対処が上手くなりましたが、落ち込みがちになることもあります。
三浦春馬さんが心の病を抱えていたかは分かりませんが、誰かに助けを求められていれば、今もあの素敵な笑顔で世界の人々を魅了するような演技を見せてくれていたかもしれません。
なので、うつで無くとも何か心に悩みを抱えている人がいたら、どうか周りに頼ってください。「もうどうでもいい」と思う前に、心の思いを打ち明けてください。
もし、「どうでもいい」と言ってしまっている人がいたら耳を傾けてあげてください。
コロナの広がりが再び増加してきた今、感染予防・拡大防止を行うと共に家族・友人との会話(感染防止の為にzoomなどのアプリを使用するのも良いでしょう。)を大切にして頂ければと思います。
いつか自殺大国ではない、日本がきますように。