こんにちは、うつ専門メンタルケアコーチの鳥越です。
なぜうつ傾向、うつ病の人は仕事を休みたくても休めないのか。それは、自分に負い目を感じながら生きてきたから。生きているからです。
自分よりも周囲の人を優先に考えてしまう優しい人だけれども、自分を大切に出来ていないからです。
「休みにくい」「休んだら他の人に迷惑が掛かってしまう」「自分さえ我慢すれば」「もっと頑張らなくちゃ」
そんなことばかり考えて辛くても休めないことが多いと思います。確かに辛い時にも上記のように思えるのはとても優しく誠実な方なのだと思います。
ですが、そんなやせ我慢をしていたら、うつ病になったり、症状が酷くなります。
わたしは自分さえ我慢すれば、きっともっと辛い人はいるんだ、と言い聞かせていました。そんなことを日々思い、我慢していたら、ついに死にたい思いが出てしまうほどに。
四六時中死にたくて生きる。休めなかったことの落とし穴ですね。もしあの時素直に休むことが出来ていたらこんなに苦しまなくて済んだだろうに。

どうして辛いのに尚辛くなってしまう方を選んでしまったんだ。助けてほしい。と心から叫びました。
そんな辛い人生は誰でも嫌です。辛さが喜びだー!なんて人はいないでしょう。
そこで今回わたしが伝えたいことは「休むことに罪悪感を抱く必要はない。休むを理解し直そう」ということです。
まず、どうしたら休めるようになるのか。
体は休みたいんです。では、何が休めなくさせているか。
それは言わずとも心ですよね。休むことの意味を間違えて認識してしまっているからですよね。
心が赤信号を無理に渡ってしまっているんですね。赤信号なのに渡ったら駄目ですよね。ということで、休むことに大しての考え方を変えましょう。
今まではきっと休む=駄目なこと!だったと思います。
これからは休む=赤信号は止まれ。(とても良いこと)
今まで自分<他人で動いてきたのだから、これからは自分>他人で生きよう
このように考え方を変えていきましょう。
対策3ステップ
①「人を思う自分」じゃなく、「自分を思う人」になるのです。
自分を責めてる人生より自分を褒めてる人生の方がよっぽど楽で楽しいです。
そして、自分を大切にすることは、意外にも自分が大切に思っている人を守る(大切にする)ことに繋がっています。
②「休むも立派な生きていること、体を休めることも自分を思う1つの仕事」と考える。
③素直に「休む」。
休むことにそんなに罪悪感を感じなくていいんですよ。
休むことも生きるの1つです。休むことを肯定出来るようになれたらあなたの勝ちです♬
どんなに強く逞しく、鋼のメンタルを持っていても休まなければその人は、途中で事故にあいます。
だって、赤信号を渡り続けるのですから。
休んだことはあなたにとって、とっても大切な時間です!!
・我慢してきた自分を開放する時間。
・頑張ってきた自分を褒める時間。
・ほかの為に生きてきた自分をリセットし自分を見つめる時間。
それぞれに色んな時間があると思いますが、無駄なものは一切ありません。
何一つ休むことに悪いことなんてありません。
むしろその逆です。休めたからこそ、次の青信号を元気に出発できます。
こんな記事を以前書きました。休むことには沢山の良いことがあるんですよ。是非見てみてください。
https://utu1031.com/2020/10/01/何もしないを恐れるな。精神的病いになる前に全/
「素直に休む」とは?
仕事についての休むことをメインに書いてきましたが、休むは何も仕事だけではないですよね。
「素直に休む」=我慢を休む
人はそれぞれ色んなことを我慢して生きていると思います。その我慢を休みましょう。
・我慢を休む
・良い人を休む
・嫌な自分を休む
・期待に応えるのを休む
・愛想笑いを休む
・言いたいことを我慢するのを休む
などなど、自分を1番に考え優先して我慢を休みましょう。
どうでしょうか。休むことが駄目なことの様に思われがちですが、そうではないですよね。
休むはメリットの多い大切な時間です。年齢関係なく休むことも、時間も平等です。
辛い時は休んでいいんですよ。良い顔をしない上司や先輩がいましたら、
「あ、この人達も休むことが上手く出来ていないんだろうな~」と思って素直に休むことを申し出ましょう。
休むことを否定できる権利とは存在しません。逆に自由権というものがあります。
いいんですよ。今が休むべき時です。
ゆっくり休みましょう。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました♪